<Header>
<Author: 孟浩然>
<Title: 宿建德江>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 建德江に宿す>
<BookPage: 56>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
移舟泊煙渚，
日暮客愁新。
野曠天低樹，
江清月近人。
<End Poem>
<Translation>
舟（ふね）を漕（こ）いで行（い）って夕霧（ゆうぎり）のなぎさに停泊（ていはく）すると、日暮（ひぐ）れのこととて、旅（たび）の愁（うれ）いをあらためて深（ふか）く感（かん）じた。

見渡（みえあた）す限（かぎ）りの原野（のはら）は広々（ひろびろ）として、空（そら）は、樹木（じゅもく）の上（うえ）に垂（た）れこめるように低（ひく）くおおっており、江水（えみず）は澄（す）みわたって、その水（みず）にうつる月（つき）は、わたしの手（て）に届（とど）くほどに近（ちか）い。
<End Translation>